美肌をかなえる「水」の量は1日どれくらい?
美肌をかなえられる「水」は、肌を健康的に美しく保つために必要な飲み物です。毎日水を飲むことは誰でも手軽に始められる美容法。なぜ水が美肌に導くのか、どれくらいの量が必要なのかを知ることで、美肌に一歩近づけます。
なぜ美肌のために水が大切なのか
多くの方が「水を飲むと美肌になる」と聞いたことがあるほど、美肌と水のつながりはよく知られている知識です。美肌のために水がいいと言われる理由をご紹介します。
肌の水分保持力を高める
化粧水による水分補給は、肌の角質層までしか浸透しないため、内側から与えることも大切です。水を飲むことで肌細胞まで水分を届けることができ、うるおいのある美肌へと導きます。
ターンオーバーの正常化
表皮の生まれ変わりであるターンオーバーは約28日が理想とされていますが、乾燥や刺激によるダメージ、老化によりターンオーバーの周期が乱れてしまうことも。ターンオーバーを正常にすることで、健康的で美しい肌を保つことができます。
デトックス効果
水を飲むことで血液循環がよくなり、必要な栄養素が肌に届きやすくなります。同時に不要な老廃物が体の外へスムーズに排出され、肌の透明感がアップし白く見えるようになるのです。
美肌作りの「水」にまつわる疑問を解決!
美肌をかなえるためにどれくらいの水を飲んだらいいのでしょうか?水にまつわる3つの疑問を解決しましょう。
1日に飲む量はどれくらい?
「1日2リットルの水を飲もう」と美容雑誌やテレビなどで見聞きする機会があります。しかし人によって量が異なり、正しくは1kgあたり40mlの水分が必要です。
たとえば体重40kgの場合は1.6リットル。食事からは約1リットルの水分を摂取しているので、水として飲む量は約0.6リットルとわかります。
水道水でも大丈夫?
水道水には消毒のための塩素などが含まれているので、沸騰させて白湯として飲むことをおすすめします。美肌に効果的な水のとり方は、冷たい水ではなく常温か白湯。冷たい水は体を冷やしてしまい、内臓機能の低下や冷えの促進につなるのでNGです。
水の代わりにお茶でもいい?
水の味気無さが気になり、代わりにお茶を飲もうとしている方は飲み過ぎに注意しましょう。お茶にはカフェインが含まれているので、利尿作用により余計に体内の水分が減ってしまいます。
特に抹茶や玉露はコーヒーと同じくらいかそれ以上のカフェインが含まれているので、お茶ではなくミネラルウォーターや白湯を飲むのがいいですよ。