正しい保湿のやり方

正しい保湿のやり方

正しい保湿は正しいスキンケアによって成り立ち、あらゆるダメージから肌を守ることができます。しっかり保湿ができるスキンケアのやり方だけではなく、なぜ保湿力が下がってしまうのか、そもそもなぜ保湿をしなければいけないのかについても知っておきましょう。

なぜ保湿が大切なのか

保湿を大切にしたスキンケアを心がけると、紫外線や乾燥による刺激を抑えることができます。しっかりと保湿されている肌は、紫外線ダメージによるシミや乾燥による炎症を起こしにくくするのです。

一方、保湿力が下がった肌は、外部刺激による影響を受けやすなります。肌のバリア機能が低下する原因でもあるので、保湿はスキンケアの大切なポイントです。

肌の保湿力が下がる原因

肌の保湿力が下がる3つの原因に当てはまらないかどうかチェックしてみましょう。

まちがったスキンケア

汚れをきちんと落とそうとして、時間をかけて行うクレンジングや洗顔はNG。スキンケアで大切なのは、すばやく・ていねいに行うことです。また化粧水やオイルだけで終わらせてしまったり、保湿をしようと乳液やクリームをぬりすぎたりすることもまちがったスキンケアとしてあげられます。

摩擦や外部刺激によるダメージ

摩擦はクレンジングや洗顔時にゴシゴシと洗うことで起こります。また小顔マッサージも摩擦になりやすいので、マッサージオイルを使って刺激を抑えたやり方が大切です。

外部刺激によるダメージは、紫外線だけではなく花粉や湿度の低下なども含まれます。夏には紫外線ダメージを抑えられるビタミンC誘導体入りのスキンケアに変える、日焼け止めをこまめにぬり直しするなど、時期に合わせた対策が必要です。

栄養不足

肌を作る元となる栄養素はたんぱく質です。ハリのあるみずみずしい肌を叶えるためには、たんぱく質が欠かせません。肉や魚などの動物性たんぱく質と、野菜や豆類などの植物性たんぱく質をバランスよく取り入れましょう。

正しい保湿の3ステップ

スキンケアの基本とである、正しい保湿の3ステップをご紹介します。

化粧水

化粧水は肌に足りない水分を補う目的があり、保湿に欠かせないスキンケアアイテムのひとつです。500円玉大の化粧水を手のひらにとり、ハンドプレスするように顔全体に馴染ませます。

水分を逃がさずにつかむ役割のあるアミノ酸やグリセリン、角層内の保湿に作用するヒアルロン酸やコラーゲンなどが含まれている化粧水がおすすめです。

乳液・クリーム

乳液やクリームは、化粧水によって与えた水分を逃がさないようにフタをする目的があります。乳液やクリームのほかにワセリンもあり、低刺激で敏感肌の方でも使いやすいことが特徴です。

アイクリームや美容液

目元や口元など部分的な乾燥が気になる方は、集中ケアできるアイクリームや美容液を使いましょう。アイクリームを使うと、乾燥による小じわの改善やふっくらとハリのある目元に仕上がります。