日焼け後のアフターケアは72時間が勝負
日焼け後のアフターケアは、シミの元であるメラニンが増える72時間以内に行うことが大切です。赤みのある肌から黒くなるまでに適切なアフターケアを行うことで、炎症を抑えシミが残らない美肌を守ることができます。
日焼けをすると肌にどのような悪影響があり、正しいアフターケアとは何かについてご紹介します。
日焼けをすると肌にどんな悪影響が?
紫外線ダメージを受けると、肌が赤くなる「サンバーン」という状態が起こります。紫外線にあたってから8~24時間でピークを向かえ、赤みや腫れが数日間続きます。サンバーンのときにアフターケアを怠ると、炎症が長引いてしまうので注意してください。
サンバーンの後はメラニンが増えて肌が黒くなる「サンタン」が起こります。生成されたメラニンは肌のターンオーバーとともに排出されますが、残ったものはシミとして残りやすくなるので適切なアフターケアが大切です。
日焼け後のアフターケア
日焼けによる肌の炎症やシミなどのトラブルを起こさないよう、適切なアフターケアをご紹介します。
しっかり冷やしてクールダウン
まずは日焼けした肌をしっかり冷やしましょう。冷水に数秒さらしたり、保冷剤をタオルでくるんであてたりして炎症を落ち着かせます。このとき腫れや水ぶくれ、我慢できないような痛みがあるときは早めに皮膚科を受診してください。
化粧水で保湿する
日焼けした後の肌は、水分が足りていない状態です。いくらクリームで保湿をしても干からびた肌の上から膜を張るようなものなので、まずは水分を与えることが大切。たっぷりの化粧水で肌に水分を補給しましょう。
化粧水は、水分保持機能と肌のバリア機能をアップする役割のあるセラミド入りがおすすめ。水分が蒸発するのを防ぎながら、日焼けによってダメージを受けた肌のバリア機能を回復してくれます。
乳液やクリームで水分の蒸発を防ぐ
化粧水の後は、いつも使っている乳液やクリームを重ねて、水分が蒸発しないようフタをします。日焼け後の肌が既に赤く炎症を起こしてしまいヒリヒリと感じる方は、敏感肌の方も使いやすいワセリンや軽いつけ心地の保湿ジェルを使うといいですよ。
美白ケアで日焼けを残さない
日焼け直後の保湿をした後も油断できません。数日間は美白効果のあるスキンケアをメインに行い、シミができないように心がけましょう。美白有効成分であるトラネキサム酸や、メラニンの定着を防ぐビタミンC入りの化粧水・美容液がおすすめです。